独り身の私、大歓喜!「ワタシが私を見つけるまで」

 

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Netflixのレコメンドにながらく保管されていたこちらを先日やっと解凍しました。

邦題は「ワタシが私を見つけるまで」なんですけど、元のタイトルは「How To Be SINGLE」。

正しいシングルのすすめ、といったところでしょうか。

邦題よりも、シングル女子たちは元のタイトルの方が食いつきそうな気がしました。

 

 

あらすじ

 

これまで一度も彼氏が途切れたことのないアリスは、自分を見つめ直すべく同棲中の恋人と距離を置くことを決め、ニューヨークで暮らす産婦人科医の姉メグの家に転がり込む。アリスが就職した法律事務所の同僚ロビンは、毎日のように違う男性と一夜限りの関係を楽しんでいる。一方、ロビンが通うバーの上で暮らすルーシーは結婚願望が強く、デート相手紹介サイトで夫探しに明け暮れていた。 (映画.comより)

 

 

アリス役を「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」のダコタ・ジョンソンが、

ロビン役をレベル・ウィルソン、メグ役をレスリー・マン、ルーシー役をアリソン・ブリーが演じています。

 

 

この作品、ブルネットの髪をショーロボブにしているダコタちゃんがとにかく可愛かった…!!

 

ワタシが私を見つけるまで | Netflix

 

作中で結構赤い服をきてるんですけど、着こなしかたがとってもガーリーで可愛かったです。

派手すぎないのに華やかさはちゃんとあってすごく好みのファッションでした。

 

 

 

あと、彼女が住んでいる部屋がめちゃくちゃ可愛いです。

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レトロチックなインテリアがとっても素敵…

アメリ」のアメリや「500日のサマー」のサマーが好みそうな雰囲気。

 

一人暮らしの部屋作りにめちゃくちゃ参考にしたい部屋です。

 

 

彼女は、ロビンと会う前はそんなに奔放な正確じゃなかったのに、ロビンと友達になるやいなや光の速さでビッチに。

この潔さというか、楽しいことに全力な感じがすごくパワフルに描かれていて活力をもらえます。クラブシーンは観ているだけでもめちゃめちゃ楽しい。

 

 

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そしてこちらが問題のロビンです。

彼女のはっちゃけかたがこれまた一段とすごい。

 

朝まで遊んで仕事には遅刻。
二日酔い対策に乳児用ミルクを飲んで砕いた薬を鼻から吸引……笑

 

アリスとその姉・メグの住む部屋では、メグが作った禅庭におしっこをする始末。
「猫用トイレかと思って…」と茶目っ気たっぷりに返していますが冷静にやばいと思う。

 

そんなやばい奴も、レベル・ウィルソンの演技力にかかればやばくて面白い奴に早変わり。やっぱりレベル・ウィルソンってすごい。大好き。

 

最初こそロビンにドン引きしていたメグも、次第に仲良くなっていきます。

 

 

 

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この作品に出てくる女性達はそれぞれ性格がまるで違っていて、そこがまたいい味を出しているというか、それぞれの生き方のどれもがすごく素敵でした。

 

恋人を作っても作らなくても、結婚してもしなくても、子供を産んでも産まなくてもいい。

どんな道でも、自分が選ぶ道が自分らしい在り方に繋がっているんだなと感じられる作品でした。

 

 

 

 

作品紹介

ワタシが私を見つけるまで

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公開年:2016年

制作国:アメリ

ジャンル:コメディ、恋愛

キャスト:
ダコタ・ジョンソンレベル・ウィルソンレスリー・マンアリソン・ブリー

スタッフ:監督 クリスチャン・ディター、脚本 アビー・コーン、マーク・シルヴァース、タインデイナ・フォックス

 

 

ミッドナイトスカイ

 

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先日CMを見て気になったので観てみました。

 

SFモノはあまり積極的に観にいくほうではないのでぶっちゃけ最初は乗り気じゃなかったんですけど、かなり面白かったです。

 

ジャンルとしてはSFになるのでしょうが、内容はヒューマン要素の方が強い感じ。

そういうところも含めどうしても「インターステラー」を連想してしまう作品でした。

 

 

 

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あらすじ

地球滅亡が目前に迫ってもなお、北極に残る孤独な科学者オーガスティン。謎の少女と出会い共同生活を送ることにあった彼は、ある日、任務を終えて地球に戻ろうとする宇宙船の乗組員サリーらの存在を知る。オーガスティンはサリーらと交信し、滅亡を待つだけの地球に戻ってくることをやめさせようとする。やがてオーガスティンが地球に残り続けている理由が明らかになるが……。  (映画.comより)

 

 

後半になるまでオースティンが地球に残り続ける理由が分からないのですが、その理由がなんとも切ない…。
舞台が未知だらけの宇宙だからっていうのもあって、切なさに拍車がかかってます。

 

地球に残ることを決めた彼を、最初はただの偏屈なじいさんと思ってました。

病に冒されている身のため生きることを諦めつつあるのか?
最期は地球人として地球で生を終えたいのか?

彼が残った理由を色々考えながら見進めていくのが面白かったです。

 

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作品ではK-23という宇宙ステーションのような空間も描かれています。

このシーンがどれも息を呑むほど綺麗!!

 

CGと思えないくらいの完成度。本物の宇宙みたい…。

巨大な宇宙がズウウン…と静かに佇んでいる感じで、とにかく迫力がすごいです。

IMAXとかで観たらもっと臨場感ありそう。

 

 

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実はヒロインとして出ているのはフェリシティ・ジョーンズ

博士と彼女のセオリー」でも宇宙と馴染みのある役をこなしていたので、ヒロイン役が彼女だったのはちょっと嬉しい。

 

最後のシーンの彼女の横顔が刹那的というか、儚げでありながら力強さも感じられてとても綺麗です。

 

 

 

 

 

この作品、原作はリリーブ・ルックス=ダルトンの「世界の終わりの天文台」という小説。
まだチェックしていないので機会があったら読んでみようと思います。

 

 

作品の雰囲気としてはやはり「インターステラー」感がつきまとってしまいますね…。

 

インターステラー」はSFの巨作っていうイメージが浸透しているし
実際にクオリティもどえらいじゃないですか。

だからこの手の作品はみんな「インターステラー」との比較材料になっても仕方がないというか、むしろそれを覚悟で作ってそうな気さえします。

 

 

ただ決して「ミッドナイトスカイ」が劣ってるって訳ではないです。
これはこれでいい映画でした。

 

 

 

 

考察に関しては後日、別でアップしようかなと思います。

 

 

 

 

 

作品情報

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ミッドナイトスカイ

公開年:2020

制作国:アメリ

ジャンル:SF

キャスト:ジョージ・クルーニーフェリシティ・ジョーンズ

スタッフ:監督 ジョージ・クルーニー

 

パラサイト 半地下の家族

映画『パラサイト 半地下の家族』オフィシャルサイト

 

去年、なんで劇場で観なかったんだろうと後悔しました。
とんでもない作品が誕生してしまった。

 

ポン・ジュノ監督の頭の中、一体どうなっているんだか…

しっかりと爪痕と後味の悪さを残すホラーって最近全くと言っていいほどないので、めちゃくちゃ満足感ありました。

 

 

 

 実はこの作品、視聴前に原題(기생충)を観てしまってなんとなく内容は想像できてました。
でもまさかあんな展開を進むとは…本当に衝撃がすごかった……

(ちなみに기생충とは寄生虫という意味です。)

 

 

 

あらすじ

キム一家は家族全員が失業中で、その日暮らしの貧しい生活を送っていた。そんなある日、長男ギウがIT企業のCEOであるパク氏の豪邸へ家庭教師の面接を受けに行くことに。そして妹ギジョンも、兄に続いて豪邸に足を踏み入れる。正反対の2つの家族の出会いは、想像を超える悲喜劇へと猛スピードで加速していく……。 (映画.comより)

 

 

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一見するとサスペンスホラーなんですけど、紐解いていくと格差や差別といった深刻な社会問題を内包しているように思います。

 

その鍵を握る一つのポイントが“におい”なのかと。

 

 

 

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思うに、においとは誰しもが二分する存在、区別するもの。

いいにおい、好きなにおい
反対に、嫌なにおい、嫌いなにおい

 

この良し悪しは本能が左右するものだと聞いたことがあります。
本能に争うことは基本的にできません。


キム一家とパク一家の間を隔てているのは、におい。

どうしようとも抗えない、この二つの家族の根本的な違いを表現しているのではないでしょうか。

 

パク氏が妻であるヨンギョとソファに寝そべっているときの会話や、ギテク(ギウの父)が運転する車内でヨンギョが窓を開けるシーン。

どう見てもいいにおいとは思っていないようです。

 

そう考えればラストのギテクの行動にも合点がいきます。

最後、彼の目はパク氏を捉えていましたが、もしかするとパク氏だけでなく恵まれた人々やその世界を捉えていたのかもしれません。

 

 

 

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この作品は、観た人によって感想も結構変わってくるんじゃないでしょうか。

 

映画なんて観た人それぞれ感想は変わってくるんですけど、
この作品はそれが顕著に出そうだなと。

 

大体はキム一家側か、パク一家側かで分かれるんじゃないかなあ。

例えば、どちらが悲劇的だったかで意見が割れそう。

(もちろんどちらが良いとか悪いとかではないですが)

 

 

 

 

なんだかサスペンスと言うジャンルで一括りにできないですね…
意味深というか、振れ幅がすごいというか…

 

 

 

 

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あとびっくりしたのが、これCGなんですって!!!!

知りませんでした。そして気がつきませんでした。

 

どこがCGなのか見分けがつかないし、映像でも全然違和感がなかったです。

 

 

 

 

作品情報

 

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パラサイト

公開年:2020

制作国:韓国

ジャンル:サスペンス

キャスト:ソン・ガンホ、チェ・ウシク、パク・ソダム 他

スタッフ:監督 ポン・ジュノ、脚本 ポン・ジュノ、ハン・ジヌォン 



 

 

ソウルフル・ワールド

 

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普段あまりディズニーの新作はチェックしないのですが、周りの人たちがそろって絶賛していたので観てみました。

 

 

タイトルとポスターの感じから天国の話かと思っていたのですがちょっと違いました。
天国というより、死後の世界と生まれる前の世界を描いています。

 

 

あらすじ

ニューヨークに住むジョー・ガードナーは、ジャズ・ミュージシャンを夢見る音楽教師。

ある日、ついに憧れのジャズ・クラブで演奏するチャンスを手に入れた直後に、運悪くマンホールへ落下してしまう。

彼が迷いこんだのはソウル(─魂─)たちが暮らす世界で、彼自身もソウルの姿に…。そこは、ソウルたちが生まれる前に、どんな性格や興味を持つかを決める場所。でも、22番と呼ばれるソウルだけは、人間の世界が大嫌いで、何の興味も見つけられないまま、もう何百年もこの世界にいた。

まるで人生の迷子のように生きる目的をみつけられない22番と、夢を叶えるために何としても地上に戻りたいジョー。正反対の二人の出会いは、奇跡に満ちた冒険の始まりだった…。 (Disney+公式サイトより)

 

 

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主人公のジョーは教師といっても非常勤の教師。
正規採用を受けるかどうかで母親とたびたび口論をしているシーンが出てきました。

本当はミュージシャンになりたいジョーと、息子を心配しているからこそついつい辛く当たってしまう母親との確執が妙にリアルに描かれてます。

 

なんだろう、この作品は大人向けなのか?と思いました。
親との確執とか、考えの違いからくる違和感って大人になってからじゃないとわかりづらいものだと思うんですよ。

自立の途中で親と対立したり向き合ったりしないと出てこない感情、それがこのシーンで共感できるものなのかなと思いました。

 

 

 

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ソウルの世界は朝焼けのような色合いの綺麗な世界。
鮮やかな色彩と言うよりはどこかぼんやりとしていて不思議な世界観。
ここでジョーは性格を拗らせた22番というソウルに出逢います。

 

この22番がほんっっっっっっとうに厄介!!笑

可愛らしい見た目とは裏腹に、まあ口が達者。

モハメド・アリガンジーリンカーンマリー・アントワネットを相手に揚げ足を取りまくります。

ガンジーも助走をつけて殴るレベル」とはまさにこのことでしょうね。

もちろん、なぜそこまで22番がひねくれているのかも描かれています。
最初こそ、なんだこいつは!?という気持ちで22番を見てしまいがちですが、彼女の気持ちを知ればきっと好きになれると思います。
彼女と同じ気持ちを持っている人も少なくないはず。


 

個人的に、ジョーが憧れているミュージシャンのドロシア・ウィリアムズが話ていた魚の話がだいぶ心に響きました。

ある若い魚が、年老いた魚に「僕は海を見つけたい」と言いました。
すると年老いた魚が「海はここだ」と返します。
しかし若い魚は「これは水だ、海じゃない」と言い返すという話です。

海にいながら海を求めるなんて滑稽な話ですが、この若い魚と同じような人は結構いると思いました。
というか、私も含めみんなどこかでこの魚になっていると思います。

私たちはついつい生きる意味や存在している意味を探してしまうけれど、きっと人生はそれらを探す旅ではなく、生きがいを見つけたり存在していることの喜びを知る旅なのかもしれないと感じました。

 

 

 

 

作品情報

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ソウルフル・ワールド

 

公開年:2020

制作国:アメリ

ジャンル:アニメ

キャスト:ジョー役 ジェイミー・フォックス/22番役 ティナ・フェイ
スタッフ:監督 ピート・ドクター

 

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